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初代勘四郎は丹後国二俣村内外宮の神官の弟で、細川家の豊前小倉時代に平田彦三の門人になりました。細川家が熊本に移封されたときには細川三斎に同行して肥後八代に住みましたが、三斎没後は熊本に移り、細川家から12人扶持を支給されました。慶長十八年(1613)生まれで元禄六年に81歳で没しています。作品はすべて無銘で鉄や色金を素材にした鐔や縁頭を作りました。この鐔は、形といい図柄といい、初代勘四郎の代表的な作風を示すものです。やや歪みのある障泥形に自由な形の花桐を透かしています。やや黒味のある艶を抑えた鉄色と個性豊かな毛彫りも見所があり、初代勘四郎の個性が横溢した魅力的な鐔です。








