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唐津は、秀吉の文禄慶長の役で連れてこられた朝鮮の陶工が肥前唐津あたりで始めた焼物です。伊万里の磁器が焼成されるまでのわずか30年の間に精力的に焼かれ、窯によって胎土、釉薬や絵付けに個性の違いがあります。これは明るめの胎土で焼かれ、表面には、井戸茶碗のような梅花皮も見られ、手捻りによる口辺の歪みもなんとも言えない味わいがあります。これは、茶碗で言えば奥高麗と呼ばれる手と同一と思われます。発掘伝世と思われ、金繕いが施されていますが、熟練陶工の手慣れた形とずぶ掛けの釉薬が素晴らしい雰囲気を醸し出しています。
















