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鎌倉鐔は、鎌倉時代の制作という意味ではなく、鎌倉彫の調法と似ていることから、明治頃にこのような名称が付きました。発生は刀匠鐔を土台として彫刻を加えたものと思われます。ほとんどのデザインが五重塔や山水などで京都の風景を思わせ、発生は京都あたりからではないかと想像できます。これは、丸形で、左右に古刀匠鐔のように星を透かし、平地には、雲、花、岩や建物の屋根を鋤下げ彫で表現しています。表裏の図が全く同じであるのも鎌倉鐔には良く見られるところです。無櫃で時代の雰囲気があり、鉄味と保存状態も良く、貴重で好ましい鐔です。








